パソコンを買おうと思ったら、まずはどのタイプのパソコンを買うのか決めておきましょう。ひと言でパソコンといっても、ノートパソコンやデスクトップパソコン、タブレットパソコン、モニタ一体型パソコンまで様々な種類のパソコンがあります。
何のために使うかによってどのパソコンを買うべきか変わってきます。確かに、エントリーモデルという初心者向けのパソコンであれば、3万円から購入できますが、安い買い物とはいえません。どのようなタイプがあるのか確認して、自分にあうパソコンを選びましょう。
とくに目的はなく、新生活をスタートするうえでパソコンを用意したいということであれば、15インチ程度のノートパソコンを購入しましょう。これは、持ち運びには適していないけれど、自宅の省スペースで使うには十分な、スタンダードノートパソコンと呼ばれるものです。
スタンダードノートパソコンなら、画面も大きくキーボードも打ちやすいので、大抵の作業なら難なくこなせます。間違えてタブレットパソコンを買ってしまった場合、写真の編集などをするには画面が小さくて後悔することになりかねません。タブレットパソコンは持ち歩き用のパソコンで、外出先で文書作成やインターネット閲覧に使われるのが一般的だからです。
このため、「特に目的なく、詳しくは分からないけれど、色々なことをやりたい」ということであれば、一番汎用性の高いスタンダードノートパソコンが間違いないと思います。スタンダードノートパソコンに慣れたら、もっとこうしたい!など、自分に適したパソコンが欲しくなるはずです。
ノートパソコン
ノートパソコンは必要なときだけ出して使えるため、半数以上のユーザが使っています。しかし、ノートパソコンといえど、サイズや目的によりさまざまな種類があります。
例えば、モバイルノートパソコンはA4サイズ程度の大きさで、重さも2kgを切っています。このため、バッグに入れて簡単に持ち運びできるのが特徴です。スタンダードノートパソコンは、持ち運ぶには重すぎるけれど、画面が大きめで作業しやすいノートパソコンです。日本ではこのスタンダードノートパソコンが主流です。
デスクトップパソコン
ノートパソコンの画面は大きくても17インチ前後ですが、もっと大画面でパソコンを使いたいなら、デスクトップパソコンを選ぶことになります。デスクトップパソコンにはモニタ一体型パソコンと、分離型パソコンの2種類があります。
モニタ一体型パソコンは、ディスプレイ内部にパソコンが内蔵されており、テレビと同じ感覚で使えるのが特徴です。分離型パソコンはディスプレイと本体が分離しているため、一番スペースを取ってしまうのが特徴です。
タブレットパソコン
モバイルノートパソコンよりも軽く、タッチ操作で快適に使いたいなら、タブレットパソコンを選ぶのもありでしょう。ただし、タブレットパソコンはノートパソコンと比べてスペックの低いものが多く、メインのパソコンにするには心もとないと思われます。
まとめ
とくに目的はなく、新生活をスタートするうえでパソコンを用意したいということであれば、15インチ程度のスタンダードノートパソコンを購入するのが良いでしょう。持ち運びするのであればモバイルノートパソコンまたはタブレットパソコン、大画面でパソコンを使いたいならデスクトップパソコンから自分にあうパソコンを選びましょう。