3万円前後は、ノートパソコンの最安の価格帯です。搭載されているCPUもタブレット向けのAtomや省電力のCeleronが中心で処理性能はあまり期待することはできません。今回はそのなかでもお買い得なノートパソコンを紹介します。
ベストバイ!レノボ ideapad 100
本ノートパソコンはCeleronDCのUシリーズを搭載し、Atom x5と比較すると処理性能が高いのが良い点です。また、ストレージがHDD 500GBなので、多くのデータが保存できます。
この価格帯のノートパソコンは、ストレージにeMMCを採用したものがほとんどで、容量は32~64GBと少ないため、一般的な利用には向きません。また、本ノートパソコンには光学ドライブも搭載されており、DVDの読み書きも可能です。
3万円でここまで使えるノートパソコンは珍しく、間違いなくベストバイといっても良いでしょう。しかし、安いだけあって動作は遅めです。メモリは2GBしかないので、インターネット閲覧が中心の超ライトユーザ向けの一台です。
HP:Steam 11-y003TU
HPのエントリー向けノートSteamシリーズのなかの11型モデルです。RAMはオンボードなので増設できないけれど、RAM 4GBのモデルもWeb直販から購入できます。予算と相談して決めれば良いでしょう。
ベストバイのideapad 100と比べて、CPUはやや劣るCeleron N3050です。RAMは2GBですが、ストレージが32GBしかなく、ソフトをインストールするのも厳しいでしょう。有線LANは100Mbps止まりだが、Wi-Fiは11acに対応しています。
ASUS:VivoBook R206SA
ASUSのエントリー向けノートVivoBookシリーズのなかでも最安のモデルです。Amazonのタイムセールをはじめとする特価販売の常連なので、タイミングが上手くあえば安値で購入できるかもしれません。
ideapad 100と比べてCPUはやや劣りますが、HDDは同様に500GBです。ただし、薄型モバイルノートパソコンなので、HDD容量の恩恵を受けることは少ないだろう。有線LAN端子はありませんが、11acに対応しているので高速通信が可能です。
ASUS:X453SA-3050
ASUSのスタンダードノートXシリーズの下位モデルです。14型のためやや小さめですが、2kgあるため持ち歩きはギリギリの重さです。CPUやRAMなどはVivoBookと同じですが、通信性能は低めです。キーボードにテンキーがついていないのも残念かもしれません。
ドスパラ:Diginnos DG-D09IW2S
ドスパラのパソコンブランドDiginnosシリーズの8.9インチタブレットです。この価格帯でキーボードも付属しており、コストパフォーマンスの高い1台です。
他のタブレットパソコンよりも高性能なCPUを採用し、解像度はフルHDを超えており、RAMも4GB搭載しています。ideapad 100を超える面もあり、モバイル端末が欲しいならオススメのタブレットパソコンです。
まとめ
3万円前後は、ノートパソコンの最安の価格帯です。今回はそのなかでもお買い得なノートパソコンを紹介しました。
レノボのideapad 100は、同じ価格帯のノートパソコンと比べてCPU性能が高く、ストレージや光学ドライブ面で高い評価をできます。3万円でここまで使えるノートパソコンは珍しく、間違いなくベストバイといって良いでしょう。ただし、メモリは2GBしかないため、インターネット閲覧が中心の超ライトユーザ向けの一台です。