お店の販売ランキングでは、VAIO、NEC、富士通といった日本メーカーのノートパソコンが上位に並んでいます。しかし、通販サイトでの売れ筋はレノボやHPといった海外メーカーの格安ノートパソコンなど、数万円で買うことのできるノートパソコンが人気です。
ただ、このような激安ノートパソコンは価格相応にスペックも低く、用途にあったノートパソコンを選ぶのは難しいと思います。しかし、お買い得パソコンが隠れていることも事実です。このため、激安ノートパソコンを選ぶときのヒントを解説します。
ただし、どれかのスペックに特化させると、別のパーツのスペックを犠牲にしていることは忘れないようにしましょう。
中古ノートパソコンは型落ちの上位モデルを狙う
中古で予算が7万円以下だと、メインノートパソコンは数年前の中~上位モデルを選択できます。また、モバイルノートパソコンでは1~2年前の条件の良いモデルを選択できます。
特にこのレベルのパソコンは、ディスプレイに視認性の高いIPS液晶を搭載しているモデルも多いのが特徴です。これは、新品の格安パソコンの液晶よりも視野角が広いのでおすすめできます。
ディスプレイはフルHDやIPS液晶も選べます
中古パソコンは全て1点ものです。このため、新品と違い条件検索して手軽に選ぶことはできません。中古ノートパソコン選びで覚えておくべきことは、世代関係なく当時の上位モデルを選ぶということです。
多少古くても上位モデルなら、そのときの最新規格を装備している可能性が高いからです。
HDDとバッテリーの劣化を考慮すること
中古パソコンを買うときに注意しておかないといけないことは、HDDとバッテリーの消耗です。HDDは衝撃に弱いという特徴があり、パソコン故障の多くがHDD故障によるものです。バッテリーの交換はメーカーサポートや互換バッテリーで代用できますが、HDDの交換は割高になってしまうため、データのバックアップを取るなど、利用するときに注意が必要になります。
OSのアップグレードは有償
中古で上位モデルの製品を選べば、CPUはCore i5またはCore i7を搭載している可能性が非常に高いです。ただし、古いモデルの場合、OSが最新ではなく旧Windowsが搭載されている場合も多いです。アップグレードするときは追加費用が掛かることを覚えておきましょう。
USB3.0ポートを搭載しているノートパソコンを選ぼう
新品のノートパソコンや、モバイルノートパソコンを選ぶときは、USB3.0ポートの数も重要ですが、中古パソコンの場合はUSBの規格が3.0に対応しているか確認する必要があります。USB2.0とUSB3.0の違いは、接続する規格の色で簡単に確認でき、USB2.0は黒色、USB3.0は青色になっています。
まとめ
失敗しない激安中古ノートパソコンの選び方について解説しました。中古ノートパソコンは型落ちの上位モデルを狙いましょう。CPUはCore i7かCore i5、ディスプレイはフルHDやIPS液晶が搭載されているものが良いでしょう。
中古ノートパソコンを購入するときに注意することは、HDDとバッテリーの劣化に気を付けることです。また、旧Windowsであればアップグレードが有償であることを覚えておきましょう。そして、USB3.0ポートを搭載しているノートパソコンを選ぶと良いでしょう。