今やユーザの大半がノートパソコンを使う時代です。それだけにノートパソコンのラインナップも豊富になっています。ノートパソコンはディスプレイもキーボードも一体化されているので選ぶときは慎重にならなければなりません。
重視すべきスペックとは
お店に並んでいるパソコンを見ると、ポップに主要なスペックがまとめられています。しかし、その内容が分かっていないと、自分にあうパソコンを選ぶことはできません。
CPUはCore i5以上なら実用性十分でしょう。RAMは最低4GBが一般的、8GB以上あれば快適です。ストレージはHDDで大容量にするか、SSDで高速にするか悩みますが、一度SSDにしたらHDDにはなかなか戻れないと思います。HDDなら500GB以上、SSDなら128GB以上は欲しいところですね。画面の解像度は1,600×900以上があれば快適、USBは3つあれば十分です。
買い時は次世代モデル発売1カ月前後の型落ちパソコン!激安です
一般的に新製品が発売されるのは1年に3回・1月の春モデル、4~7月の夏モデル、10月の冬モデルです。発売直後はメーカー希望小売価格並みの高値ですが、そこから1ヶ月以内に大きく値下がりします。新製品を買うのであれば、1ヶ月待つのが基本です。
そこから暫く大きな値動きはありませんが、次世代燃える発売時期の1ヶ月前になると、型落ち目前のモデルはさらに値下がりし、店頭在庫がなくなって通販のみになると少し値上がりするというサイクルを繰り返します。このため、この時期が2回目の買い時といえるのです。
キーボードやUSBの数も忘れずにチェック
スペックだけでパソコンを選んで良いかといえば難しいところです。なぜなら、キーボードの打ちやすさやディスプレイの見やすさ、USBの数が使い勝手に大きく影響するからです。例えば、海外製パソコンだとEnterキーが小さめで入力しづらいということもあるのです。
国内製パソコンであれば使いやすさまで考慮されていることが多いけれど、海外製パソコンだと問題があることが多いです。普段使いを重視して国内メーカーのパソコンを選ぶか、多少使いやすさを犠牲にして安価のパソコンを買うのかも、予め考えておいた方が良いでしょう。
普段使いを重視する方がチェックした方が良い項目は、次の4点です。
1つめは、ディスプレイの見やすさです。安価なパソコンだとディスプレイの品質が犠牲にされることが多く、少し傾けただけで見えづらくなってしまうようなパソコンはやめた方が良いでしょう。
2つめは、キーボードの使いやすさです。特にEnterキーの大きさは重要でしょう。
3つめは、USB端子の数と位置です。数は3つ以上あると良いと思います。位置は周辺機器を考えて確認すると良いでしょう。
4つめは、動作時の音です。普段は静かなパソコンでも、作業の負荷が掛かると冷却ファンが回り、予想以上に音が大きいことがあります。可能なら、お店でYouTube動画を複数再生するなどして確認してみると良いでしょう。
特にモバイルパソコンを買うときはバッテリー、重さと?
モバイルパソコンは持ち歩き用の非常に軽いノートパソコンで、ビジネスマンに人気です。
購入を検討するときはバッテリーの駆動時間と、本体の軽さはもちろん、頻繁にディスプレイとキーボードを取り外して使うだけに、分離の軽快さもしっかり確認するべきところです。
また、無線でキーボードを接続するタイプのキーボードでは、移動中の入力が難しいということも忘れないようにしよう。
まとめ
型落ちパソコンの値下がり時期をお教えしました。
新製品が発売されるのは1月の春モデル、4~7月の夏モデル、10月の冬モデルです。
次世代モデル発売1カ月前後の型落ちパソコンがお買い得、ということでしたね。
単純にスペックだけで選ぶのではなく、使いやすさも考えてパソコンは選びましょう。
ディスプレイ、キーボード、USB端子の数、動作時の音も大切です。
しっかり確認して、あなたにあうパソコンを選べることを願っています。